ハンドメイド作品をネットで売るには、写真の印象がなにより大事ですよね。
商品のアクセサリーを撮影する際に、もっときれいに撮れないか、スマホで簡単にとれたらいいのに・・・
という悩みにお答えします。
こんな方におすすめ
- アクセサリーをもっと綺麗に撮れる方法を知りたい
- スマホでアクセサリーを綺麗に撮影したい
- 商品の売り上げをアップしたい
本記事の内容
- スマホで綺麗に撮れるコツを紹介
- 加工の仕方について紹介
- おすすめアプリを紹介
目次
スマホでアクセサリーを綺麗に撮影するコツを紹介


ポイントはこれだけです!
ポイント
- 撮影セットの準備をしよう
- ピントをしっかりと合わせよう
- 構図を決めよう
撮影セットの準備をしよう
まず、撮影スタジオを作りましょう
スタジオというと難しいように思いますが、布と洗濯ばさみ、机か椅子があればOK
布は白い布が1枚あるとよいです。白の方が作品と背景のミスマッチが少なく、明るさも調整しやすいのがポイントです。
▼椅子の場合
▼テーブルの場合
布を上にあげるための支えるものを用意してください。私はブックエンドとパネルをくっつけたものを用意しています。
ここで大事なのは、配置です。
窓辺から強い影が映らない位置に置きます。
位置は斜光(サイド光)の方が立体感が出やすいので、サイドにします。
そして、重要なのは光の強さと色味です。
光には強弱と色味があります。
柔らかい雰囲気を出すためにレースカーテンを引いて、直射日光にならないようにしましょう。
また、光の色味は午前中(10~11時)の方が青く澄んでいるのでおすすめです。
午後や夕方は色味が黄色くなります。アクセサリーは色が変わってしまうと良くないので午前中に撮りましょう。
最初は白い布をお勧めしますが、慣れてきたら、アクセサリーの特徴に合わせてより引き立つような背景に変えてもよいでしょう。
また、上級テクニックですが、世界観を出すためにこのようにアクセサリーに合った小物を使うのも手です。
(ちなみに背景はグレーを使っています)
ピントをしっかりと合わせよう
撮影セットが完了したらいよいよ写真を撮りますが、その時ピントはしっかりと合わせるようにしましょう。
ピントが合っていないと商品のイメージが伝わらず、購買につながりにくくなります。
スマホの場合は、ピントを合わせたいところをタッチすることでピントが合いますので、必ずピントが合っているか確かめて撮りましょう。
右側の写真は手前パープルのピアスにピントを当てています。
全部にピントが合っているわけではありませんが、商品の半分がピントが合っていてイメージがわけば大丈夫です。
こうしてわざと一点集中にピントを合わせることで他をぼかすことができ、綺麗な写真に仕上がります。
構図を決めよう
構図はポイントがいくつかあります
ポイント
- スクエアの構図は撮りやすくておすすめ
- 様々な角度から取ってみよう
- 脇役を詰め込みすぎない(主役を目立たせる)
- ピントを合わせる位置を考えよう
まず、写真を撮る際のサイズですが、スクエア(1:1)正方形をおすすめします。
余計なものが入らずに、スッキリと撮れるからです。
minneなどの商品ページもスクエアがぴったりと表示されるようになっています。
次に、さまざまな角度から撮ってみましょう。
いろいろなアングルから試すと見え方も違ってきます。そのアクセサリーに合う位置を見つけるのがポイント。
▼真上から撮ったアクセサリー
主役のアクセサリーを引き立たせる脇役の小物たちは、ついついカワイイと思って構図の中に多めに入れがちですが、
構図に入れすぎると主役が引き立たなくなりますので注意。主役が埋もれてしまわないように注意しましょう。
また、ピントが合っていればよい、というわけではなくピントを合わせる位置を考えるのも大事です。
左の写真は真ん中にピントが合っています。右の写真は手前にピントが合っています。
どちらの写真もピントは合っているので問題はないのですが、余白やアクセサリーの位置などを考えると、
右の手前にピントを合わせた写真の方が写真としては良いです。
左側は手前のアクセサリーが大きいわりにボケてしまっているので、一見失敗写真のようにも見えてしまいます。
※上級テクニックとして「前ボケ」というのがありますが、ここでは標準的な見方としてお伝えしますね。
また、この写真は右下側の余白が結構空いています。そこにピントがバシっと合ったアクセサリーが左側にあることでバランスがとれるんです。
ちょっと難しいかもしれませんが、言ってしまえば、左の写真は下部分がなくてもよいですよね?(笑)という感じです。
構図は余白部分と合わせてピントの位置も考えていきましょう。
写真加工の仕方について
標準カメラの機能
今のスマホは優秀で、標準でカメラアプリに編集機能がついています。
iPhone(XR)の場合※Androidがなくてごめんなさい
▼フィルター機能
▼補正機能(以下の補正機能があります)
- 露出
- ブリリアンス
- ハイライト
- シャドウ
- コントラスト
- 明るさ
- ブラックポイント
- 彩度
- 自然な彩度
- 暖かみ
基本的には、色味はあまり変えず、「露出」「明るさ」を変えます。
特に商品として販売するアクセサリーは、色味を変えてしまうことで実際の商品と異なることがないようにしましょう。
おすすめアプリ紹介
Google社が提供しているアプリで、無料で使えます。
ポイント
- 操作が簡単で直感的にできる
- 細かい機能までついている
- シミ除去機能まである
▼実際の操作画面
基本的には明るさ、コントラスト、彩度、アンビアンス、ハイライト、シャドウ、色温度を調整します。
▼他の機能
こんなにも優秀な機能がついています。できないことはないくらい。
とくにシミ除去機能は無料ではなかなか使えないのでうれしいポイント。
これを使うと余分に映ってしまったものが消えてしまうという優れもの。
文字入れとしては、以前も紹介しましたがCanvaがおすすめ。
このように文字入れが簡単に行えます。
過去の記事にCanvaを詳しく紹介していますので、よかったらどうぞ。
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まとめ
ココがポイント
- スマホでもコツさえつかめば簡単に綺麗な写真が撮れる
- 主役のアクセサリーを引き立たせる小物や構図を考えて撮ろう
- 加工アプリを使えば簡単にあとから修正可能
ということで、スマホでもコツさえつかめば、簡単に綺麗な写真が撮れることがわかりましたね!
最後におすすめの本を紹介して終わりたいと思います。
この本の中には、スマホでも撮れる作品の印象が激変する作品写真のテクニックがぎっしり入っています。
とくに、minneなどのハンドメイドマーケットに出店される方は他の情報も役に立つのでおすすめです♪
こちらはテーブルフォトに特化した本。一眼レフカメラの撮り方を基本にしていますが、構図や明るさなどが細かく書いてありとても参考になります。
とはいっても午前中の撮影が難しいというあなた。
または、撮影ボックスを使ってみたいというあなたは、こちらの記事も参考にしてみてください。
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また、スマホの写真アプリを使って映える写真を撮りたい!という方はこちらの記事をご覧ください。
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それでは、少しでもお役に立てますと幸いです♪