今回はUV-LEDレジン、UVレジンを使ったアクセサリーに必要な材料等をご紹介します。
こんな方におすすめ
- 趣味でUV-レジンを始めたいけど何から始めればよいかわからない
- UV-レジン、UV-LEDレジンアクセサリー作成にあたっての基礎を知りたい
本記事の内容
- UVレジン、UV-LEDレジン とはなにか
- UVレジン、UV-LEDレジンを始めたい人は何を揃えたらよいか
- UVレジン、UV-LEDレジンアクセサリー作りに使う材料を紹介
目次
ハンドメイドUV-LEDレジン、UVレジンアクセサリーの始め方【基本の材料】
そもそもレジンとは・・・・?
レジンとは
レジンは大きく分けて、1液性樹脂の「UV-LEDレジン」「UVレジン」、2液性樹脂と3種類あります。
- UV-LEDレジン
- 発光ダイオード使用し硬化する1液性の樹脂のこと
- LED&UVライト(6w)で30~90秒とUVレジンよりも早く硬化するのが特徴
- UVライトでも硬化可能だが UVライト(36w)で2~5分 と時間がかかる
- 屋外(晴天)の場合、60~90秒程度の照射が必要
- 硬化後もUVライトに比べて透明度が高く、収縮が少ない
- UVレジンは硬化後1年ほどで黄変しますが、UV-LEDレジンは黄変しないのも特徴の一つ
- UVレジン
- 紫外線で硬化する1液性の樹脂のこと
- UVライト(36w)で2~5分で硬化する
- 屋外(晴天)だと60~90秒程度の照射が必要
- UV-LEDレジンに比べて値段が安いのが特徴
- 2液性レジン
- 主材と硬化剤の2液を混ぜて化学変化で硬化させるタイプのレジン液のこと
- 混ぜるだけで硬化するのが特徴
- 硬化するまでの時間はかかり、24~48時間ほど時間を要する
- 値段が安いので大量生産に向いている
最近では品質が良いUV-LEDレジンが主流になってきていますが、価格がやや高めなのでUVレジンを使用する方もまだまだいらしゃいます。(でも徐々に値段差はなくなってきています)
ここでは主流の 1液性樹脂の「UV-LEDレジン」「UVレジン」を紹介していきたいと思います。
ハンドメイドUV-レジンアクセサリー作成に必要なおすすめの道具
UV-レジンアクセサリーを作るのに必要な道具は以下のとおりです。
おすすめの道具
- レジン液
- モールド(型)
- 着色料
- 封入パーツ
- 道具類(ライト・エンボスヒーター含む)
まずは、レジン液からご紹介します。
なにはなくともこれがないと始まりません(笑)
UV-LEDレジン液とUVレジン液には、主にハードタイプとソフトタイプの2種類があります。
レジン液(UV-LEDレジン液・UVレジン液)
◆ハードタイプ(UV-LEDレジン液)
◆ハードタイプ(UV-レジン液)
ハードタイプの特徴
- 硬化後、硬く固まるのが特徴
- ツヤだしや仕上げのコーティングにも使えます
- アクセサリー作成に使用されることが多い
◆ソフトタイプ(UV-LEDレジン液)
◆グミータイプ(UV-LEDレジン液)
ソフトタイプの特徴
- 硬さに柔軟性があるのでしなやかで弾力のある仕上がりが特徴
- ハサミでのカットも可能
- フード系のアクセサリーなどで使用されることが多い
レジン液については、最新15種類を徹底比較をする記事を作成しましたので、よかったらご覧ください。
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【2020年最新】UVレジン液、UV-LEDレジン液 おすすめ14種類徹底比較(ダイソー・セリアあり)
続きを見る
次に、レジン液を流し込むモールドをご紹介します。
透明な型にレジン液を入れて型どりし硬化してアクセサリーパーツなどを作るものです。
よくあるメーカーとしては、「パジコ」「パーツクラブ」「貴和製作所」があります。
高いものだと鏡面仕上げになっているので、使いやすいですよ。
モールド(型)
上の写真に使われているモールドは、リングタイプのものです。
上の写真のバレッタに飾られているパーツはこちらの丸と四角のモールドを使いました。
◆モールド
モールドの特徴
- 型に沿ったパーツを作る
- 三角や四角、丸などのシンプルなものが多く使われる
◆球体モールド
球体モールドの特徴
- 球体やキューブなど立体的なパーツが作れる
◆パーツモールド
パーツモールドの特徴
- 丸カンやボタン足、ゴム留めなどのパーツが作れる
次は着色料です。レジン用着色料はセットで売っていることが多いので、全色揃えるのがおすすめ。
カラー同士を混ぜて好きな色を作るのも楽しいです。
「白」を入れると不透明の仕上がりになり、「黒」をちょっと入れるとくすみカラーになりますよ♪
パジコの「宝石の雫」が発色もよくおすすめ!こちらは私も全色持っています。
着色料
◆液体タイプ着色料
液体着色料の特徴
- 液体なので混ざりやすい
- レジン液に混ぜて使用する
- 色の組み合わせ次第では様々な色が作れる
◆パウダータイプ着色料
パウダータイプ着色料の特徴
- 粉で混ぜるタイプ
- 蛍光タイプや繊維系のあるフロッキータイプなどもあり、仕上がりのニュアンスを選べる
◆アクリル絵の具
アクリル絵の具の特徴
- 硬化後のレジンパーツに色をつけるときに使う
◆油性ペン・顔料ペン
油性ペン・顔料ペンの特徴
- 硬化後のレジンパーツに色をつけるときに使う
- ペンなので文字を書くことも可能
レジン液に封入するパーツを紹介します。封入することでいっきに華やかになりますよ。
色々ありますがひとつひとつはそこまで高くないのでセットで買うのがおすすめです。
封入パーツ
◆ホログラム・ラメ
ホログラム・ラメの特徴
- キラキラと仕上げたいときに使うと良い
- ラメはホログラムより細かいので着色料としても使える
◆シェルフレーク
シェルフレ-クの特徴
- 春夏っぽい仕上がりになる
◆金箔・ホイル
金箔・ホイルの特徴
- シックな雰囲気に仕上がる箔
- 少し封入するだけで豪華に見える
◆無穴パール
無穴パールの特徴
- ビジュー感がでる
- 穴のない無穴を選ぶとよい
◆メタルパーツ
メタルパーツの特徴
- メタルチャームとも呼ばれる金属パーツ
- フレーム型もあり、レジンを型どるものにも使える
◆ドライフラワー
ドライフラワーの特徴
- かわいい仕上がりになる
- 季節感を出したいときにもぴったり
- クリア色と相性が合う
道具類で必須なのはUV-LED、UVライトとエンボスヒーターです。
すでにジェルネイルでUV-LEDライトを使っている方はそれを使ってもOKです。
レジン液は気泡ができやすいので、温めて気泡をなくし、サラサラな状態にして使うと綺麗に仕上がります。気泡は120℃以上ないと消せません。
ドライヤーでも代用できそうですが、風圧が強いのでレジン液が飛んでしまいます・・・
道具類
◆UV-LEDライト/UVライト
UV-LEDライト/UVライト
- レジンを硬化するときに必要
- UVライトとUV-LEDライトがあるのでレジン液と組み合わせて適正なものを使用する
- 36Wのものがおすすめ
◆エンボスヒーター
エンボスヒーター
- 120~150℃の高温熱風が出るヒーター
- 硬化前のレジン液の気泡を消す役割
エンボスヒーターがない場合は気泡をつまようじかスティックなどですくってあげてください。完全にはなくならないかもしれませんが、それでも気泡が少なくなります。
◆クリアホルダー
クリアホルダー
- 作業台として使用する
- レジンが付着して硬化すると綺麗にはがせる
◆調整パレット
調整パレット
- レジンを着色するときに使うパレット
- 注ぎ口がついているので便利
- クリアホルダーや紙コップでも代用可能
◆調整スティック・つまようじ
調整スティック
- レジン液を混ぜる時や塗るときに使用する
- 気泡を潰したりすくったりするときにも使える
- つまようじでも代用可能
◆マスキングテープ
マスキングテープ
- カットしたクリアホルダーに、マスキングテープの粘着面を上にして貼って使用する
- パーツがずれないので作業しやすい
- 幅広のものが使いやすい
- 耐震マットでも代用可能
◆ピンセット
ピンセット
- 封入パーツを入れる時に使用する
- 薄いシートを置いたり小さなパーツの配置決めにも使用できる
◆やすり
やすり
- 型どり後に硬化したレジンの鋭利な部分やバリ取りに使う
- ネイルファイルでも代用可能
◆レジンクリーナー
レジンクリーナー
- 硬化する前のレジンのふき取りや、硬化後のべたつきをとる時に使う
- レジンクリーナーはエタノールでも代用可能
◆接着剤
セメダイン
- 硬化したレジン同士やレジンパーツと金具の接着に使用する
- 樹脂の接着に適したものを選ぶと良い
◆筆
セメダイン
- レジンを塗ったり、薄く延ばしたりするときに使う
- 使用後はレジンクリーナーなどを使用すると良い
- 使用後は硬化しないようにキャップやアルミホイルでまいて保管する
◆ピンバイス
ピンバイス
- 細い穴あけのドリル
- 作ったレジンパーツに穴をあけ、カンなどを通すときに使用する
他にも、便利なグッズは色々ありますが、これだけあれば十分にレジンアクセサリーが始められます。
とはいえ、全部揃えるのは大変!という方や初心者の方はセットになっているキットを買うのもよいでしょう。
また、ダイソーで「UVレジンキット」が売られています。
レシピつきでアクセサリー金具、モールドも一式入っていますので、UVレジンアクセサリー作成の基礎が覚えられます。
道具を揃えたらそちらから始めてみるのもよいですね。
詳しくはこちらの記事に載せています。
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ハンドメイド初心者はアクセサリーキットから始めるのがおすすめ【ダイソーキット作成動画あり】
続きを見る
ご参考にいただけますと幸いです。
私はレジン歴1年ほどですが、ものになるまではかなり時間がかかりました。
とにかく練習あるのみです!
本も良いですが、Youtubeなどの動画を見るとわかりやすいので、おすすめですよ。