あなたはいつも「忙しい」「時間がない」と言って頭をかかえていませんか?
やるべきことがおざなりになり、不安ばかり募っていませんか?
「忙しい」と思うことは、考え方や行動ひとつで変わります。また、それを習慣化することで逆に余裕のある人になれます。
私も以前は「忙しい、忙しい」と思いながら仕事をしていました。そしてついに「うつ」になりました。
病気になってしまってから気づいては遅いのです。
少しでも多くの方のお役に立てるよう今回この記事を書きます。
こんな方におすすめ
- いつも時間がなくて忙しさを感じている
- 仕事がなかなか終わらず不安ばかり募っている
- やるべきことがありすぎて、なにから手をつけてよいかわからない
本記事の内容
- 忙しい人の特徴・余裕のある人の特徴
- 余裕がある人になるための対策
- 余裕を持つためにちょっとしたコツを紹介
「忙しい」から抜け出して余裕のある人になる方法
忙しい人の特徴


参考
- 今やらなくてよい先のことまで考えてしまっている
- 新たな用事が差し込んできたらパニックになる
- できなかったらどうしようという不安を抱えている
- 休んでる暇なんてないという焦りから休憩しない
- ~しなくてはいけない、~するべきという思考が強い
あなたは当てはまりましたか?
今やらなくてよい先のことまで考えてしまっている
忙しい人の特徴として、「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」と、やるべきことを全体像として捉えてしまい、感覚的に忙しいと思ってしまうことです。
それは今考えることですか?
前もって頼まれた仕事がどのくらいのボリュームなのか、果たしてできるのか、把握したい気持ちはわかります。
私もそうでした。複数のタスクが入ってきたときは計画的に終わらせたくて時間をかけて計画表を作ったり・・・
すると見た目にも忙しく感じてしまいますし、この仕事はどうしようと考えているうちに、気づいたときには大して手を付けていない状況に陥りがちになります。
まず、目の前のタスクに専念しましょう。
“今”やるべきことはなんなのか。見つけたらそれに集中します。終わったら次にやるべきことに取り掛かります。すると仕事がどんどん進みます。
当たり前のことですが、色々と不安視せず目の前のことに集中することが大事なのです。
新たな用事が差し込んできたらパニックになる
忙しい人は、新たな用事の差し込みが入るととたんにパニックに陥ります。
冷静な判断をせず、「こんなに忙しいのに~」「どうしよう」と不安になります。
それは、タスクに優先順位をつけずに量として捉えてしまっているからです。
今抱えている仕事はいつまでに終わらせれば大丈夫?
今日のマストな仕事はどれ?
冷静に考えてみたら、できるかもしれません。
できなかったらどうしようという不安を抱えている
忙しい人の特徴として、まだやってもいないのに「できなかったらどうしよう」と、ネガティブな不安が先に生まれることがあります。
その不安から、忙しさという感情が生まれ、「ああ忙しい」と思ってしまうのです。
できるかできないかはやってみないとわかりません。割り切ってしまうことが大事です。
先の不安を気にしてもどうしようもないので目の前のことに集中しましょう。
休んでいる暇なんてないという焦りから休憩をしない
これもよくあるあるですね。
私もそうでした。「ただでさえ忙しいのに休む暇があったら早くを終わらせて帰りたい」と思う心理。
休憩せずにずっと作業をしていると、人間は当たり前ですが疲れます。
疲れると、脳も集中力に欠け、生産性が落ちてきます。
休む時は休む、とメリハリをつけて仕事をすることが大事です。
~しなくてはいけない、~するべきという心理
忙しい人は「~するべき」「~しなきゃ」というのが口癖です。
これは、他人の評価をもとに考えられている視点で、周りを気にしすぎています。
よく優等生ほど、このような考え方になります。
「自分は会社でも出世頭だからよい成果を生み出さなければいけない」
など、周りへのプレッシャーからこのような心理になることが多いです。
果たして周りは本当にそう思っているのか。
自分で勝手に心配しているだけ、ということに気が付かなければなりません。
余裕のある人の特徴
では、反対に余裕がある人の特徴はどういう人か?
まさに、「忙しい人の特徴」の反対です。
参考
- 今すべきことに集中している(もくもくと対応している)
- 新たな用事が差し込んできてもパニックにならない
- 優先順位をつけて冷静に物事を判断することができる
- 忙しくてもしっかり休憩の時間をとる
- 自ら能動的に仕事をしている(~したい、~しようが口癖)
いかがですか?
どちらの人になりたいでしょうか。もちろん余裕のある人になりたいですよね。
それでは、どのようにすれば余裕が生まれるのか、忙しいと思わなくなるのか。
余裕がある人になるための対策
参考
- 物事を先延ばしにしない
- メリハリをつける
- 完璧を目指さない
- 自分軸で仕事をする
物事を先延ばしにしない
優先順位が高いけど時間がかかる重い作業と、すぐ終わるけどあとでもできる作業、どちらを先にやりますか?
余裕のある人はすぐ終わる作業から片づけ始めます。
優先順位をつけるのも大事ですが、早く終わるものは早く終わらせる、というのも効率性のある仕事の仕方です。
よく、忙しい人ほど優先順位が高く重い仕事が終わってからでないと、と細かくすぐ終わる仕事を軽視しがちです。
その結果、進捗確認の際に何もできてないことに気づき、また忙しいと思ってしまう悪循環に至ります。
すぐ終わる仕事は先に済ませて、ゆっくりと残りの優先順位の高い仕事に取り組むことで気持ちに余裕が生まれます。
メリハリをつけること
忙しい人は「忙しい」という気持ちから常に作業をしていて休憩しません。
余裕のある人は休憩するときは休憩するとメリハリをつけて仕事をするので、頭の切り替えもでき、その結果生産性もあがります。
思い切って休憩する勇気をとりましょう。
5分、10分でいいのです。深呼吸をするだけでいいのです。
トイレにいくだけでも違います。
忙しいのに忙しく見せない方っていますよね。あれは、わざと他の人とコミュニケーションをとってリフレッシュし、生産性をあげるために行っているのです。
気持ちの切り替えは頭のためにも大事ですよ。
完璧を目指さない
忙しい人は完璧主義な傾向にあります。
「なにか不足なことはないか」「ミスはないか」など、気にしてしまい時間がかかってしまいます。
ある程度自分で自信がついてから上司に提出したところで、方向性が違う、とやり直しをくらったらどうしますか?
それこそ一からやりなおし。時間の無駄ですね・・・
不足な点はあるかもしれないが、一度1時間後に提出してみよう。など、区切りをつけて進めることも大事です。
上司も完璧よりも、7割のできでいいので早めに提出してほしいと思っています。
余計なプライドやプレッシャーは捨てて、時間の区切りをつけることを意識していきましょう。
自分軸で仕事をしよう
忙しい人は「~しないといけない」と周りを気にしがちです。
完璧主義になるのも、「指摘されたらいけない」など、余計な心配をするからこそ起こりがち。
その気持ちのままずっと仕事をするとどうなるでしょう。
やらされ感が強くなり、仕事が終わらないのは○○のせいだ、と他人や他の出来事にあたることにもなりかねません。
余裕のある人は自分軸で仕事をしています。
「これは終わってないけど今日までじゃないから明日やろう」
「この後レポートを提出したらこまごまとしたものは一気に片づけよう」
など、自分の視点で仕事を進めますので、やらされ感もなくむしろ達成感が生まれます。
ある程度周りの目は気になるかもしれませんが、気にしないで進めることも大事です。
ちょっとしたコツで余裕が生まれる
そうはいってもなかなか考え方を変えたり行動を変えたりするのは難しいというあなた。
ちょっとしたコツですこしずつ意識を変え、行動を変え、習慣を変えることで余裕のある人になりますよ。
ついでの時間を使う
「営業に行ったついでに郵便局に頼まれたものを出してくる」
「事務仕事をしているついでに、来週の同様の仕事もやってしまう」
など、ついでの時間を使って物事を片づけるというコツがあります。
家事などでもそうですが、洗い物ついでに冷蔵庫を片づけるなど。
要領よくやるためにも「ついで」の時間を使っていきましょう。
時間に余裕を持つ
当たり前かもしれませんが、時間に余裕をもって行動することで不安も少なくなりますし、不足の事態に備えることもできます。
気持ちにも余裕が生まれますので、忙しいひとほど朝早めに出るなど工夫しましょう。
自分だけの時間を作ってみよう
忙しい人は自分を犠牲にしてまで働く習性があります。
5~10分でいいので自分だけのだれにも邪魔されない時間を作ってみてください。
仮眠してもいいですし、買い物に行っておやつを食べてもいいですし、スマホを見てもいいです。
一度リセットされることで、気持ちの切り替えもできますよ。
身なりと食べ物に気を使う
忙しい人は身なりも適当だったり、ご飯も食べなかったりコンビニご飯が常食だったりします。
それは周りの人からみてもあわただしく感じられ声もかけにくいですし、自分としても気持ちに余裕が持てるわけがありません。
忙しくてもきちんとオシャレをすること。
ご飯もたまには健康に気遣ったもの、または外食でゆっくり時間をとるなど、自分を大切にしましょう。
そうすることで気持ちにも余裕が生まれ、「さあがんばろう」という気になります。
まとめ
ココがポイント
- 今の状況を冷静に考えしっかりと目の前のことに集中する
- 他人のことを気にしすぎない。自分の要領で進めていく
- 起きてもいない不測の事態を考えない、余計な心配はしない
- メリハリをつけて休む時は休もう
- 自分を大切にすること
「忙しい人の特徴」にドキっとした方は、ぜひ見つめなおしてみてください。
過去の私がそうでした。そして、常に「忙しい」余裕がない姿は周りにも映ります。
好きなことも他のことが気になって心から楽しめません。
心にも体にもよくないですし、仕事にも影響が出ますので、ぜひちょっとのコツでよいので試してみていただけると幸いです。
最後に、私も参考にしているおすすめの本を紹介いたします。